» 2010 » 11月のブログ記事

なんとなく居心地の悪い部屋、逆についつい長居してしまう居心地のいい部屋というのがあります。家具も悪くないセンスもまあまあ、なのに何故?単純に家具や雑貨の配置というインテリア コーディネートだけではあらわせないものがあります。部屋にも気配というものはあるのをご存知でしょうか。気とでも言うのでしょうか。

風水の世界ではこの気のバランスを取ることによって、より良い環境を造ることができるといいます。現代風水の元は中国といわれていますが、風水には中国文化の”気”という概念が深く結びついています。そしてその気が陰陽、五行、八卦などの概念と相互作用を起こし、人々の生活に影響を及ぼすと考えられています。これらの考え方は、哲学、占星術やヒーリングにも共通します。

古くからある自然界と密接にかかわりあった気をコントロールすることで人々に運をめぐらせ、厄を逃れるという考え方をたどれば、風水の歴史は古くエジプトやインドのストーンサークルや、巨大神殿やピラミッドなども、風水的な思想の元に建造されたものかもしれませんね。

すでにエジプトのピラミッドやアメリカのアステカ神殿などでは、中央の部屋へと大地からのパワーと宇宙からのエネルギーを集める構造になっているとも言われているからです。ともかく風水をインテリアに取り入れる手法はなかなか人気のあるようで、風水インテリアについて書かれた本も多種出版されているようです。

では具体的に風水インテリアというのはどういったものでしょうか。風水インテリアで大切なことは4つあります。

はじめに色です。インテリアの色は家や部屋の印象を大きく変えますが、気にも大きな影響を与えます。明るい赤やオレンジは活気を生み、陽のエネルギーを高めます。明るい青や緑などパステルカラーは穏やかで落ち着いた雰囲気となり、陰のエネルギーを高めます。部屋に色を追加したいときはクッションなど移動できるファブリックを使うと良いようです。しっくり来る場所に好きな色のクッションを置いてみましょう。

次に素材です。実は、素材(材質)というものも、風水では重要な要素となります。床などの広い面積を有する部分は影響が大きくなるので、材質にも注意を払います。たとえば、合成素材よりも天然素材は気を循環させやすい性質があります。ですから、風水では木製の物が良いとされるのです。カーペットなども天然素材の物を選ぶとよいでしょう。

そして照明はもっとも扱いやすい風水インテリアのひとつです。使い方を工夫することで、陰の気を陽の気で補ってあげたりできるのです。ホテルや旅館などの廊下の隅や曲がり角などにポツリと明かりが置いてあることがありますが、これがまさしく風水インテリアの実践なのです。エコ住宅で太陽光発電しながら、風水にも気をつける。陰の気が強いところに明かりを灯すことで陽の気で補っているわけです。

最後は形です。部屋の中にある物の形を良く見てみましょう。よく言われることですが鋭い物、鋭角な物は避けます。これらの形状には気の流れを速める効果があり、落ち着かない雰囲気を作り出してしまうからです。例えば世界の首脳などが集まる、国際会議の場などでは、丸い机が選ばれています。四角い机がいくつも並ぶこはありません。丸い机の方が話が纏まりやすく、場の空気を和らげるという理由があるそうです。もちろん自分の家でリラックスしたいものです。

風水は特別なことではありません。古来の人の考えや経験から生まれた知恵の結晶でもあるのです。色や掃除の仕方、小物使い、言ってみれば何かしらそうする必然的な理由があるようにも思えますね。何よりも、あなた自身が快適にくつろげる空間作りに風水を取り入れてみるのもいいでしょう。あなたらしいインテリア コーディネート方法を導き出してみてください。